教員を辞めた理由と働き方を変えるまでの話|副業と収入の多様化

ストーリー・価値観

教員を辞めた理由と働き方を変えるまでの話|副業と収入の多様化

カテゴリ:⑤ストーリー・価値観|記事タイプ:ストーリー型



「今の仕事を続けていていいのかな」「このまま変わらない毎日でいいのかな」

そういう感覚が頭の隅にあって、でも大きな行動を起こすわけでもなく、日々が過ぎていく。

そんな状態を経験したことがある方に向けて書きます。

私が教員を辞めて働き方を変えようと思ったのは、大きな不満があったからではありませんでした。「このままでいいのか」という静かな問いが、ずっと消えなかったからです。

教員として働き、サロンを開業し、今は収入の入口を複数持てるようになった実体験を正直にお伝えします。「働き方を変えることを考えている」という方のヒントになれば嬉しいです。


教員という仕事への本音

教員の仕事は好きだった

正直に言います。教員の仕事は好きでした。

子どもたちと関わること、一緒に考えること、成長を近くで見届けること。そこには本物のやりがいがありました。「恵まれた仕事をしている」という感覚は、ずっと持っていました。

だから最初は「辞めたい」という気持ちはありませんでした。それはほんとうのことです。

安定しているはずなのに「じわじわした不安」があった

ある時期から、奇妙な感覚が続くようになりました。

収入は安定している。職場の環境も悪くない。なのに「このままでいいのかな」という問いが、頭の隅にずっとあるんです。

うまく言語化できなかったのですが、今思えば「安定しているのに選択肢がない」という状態への違和感だったと思います。

収入が1本しかない、という現実を意識した瞬間

違和感の正体がはっきりしたのは、ある考えが頭をよぎったときでした。

「もし仕事ができなくなったら」「もしこの仕事が自分に合わなくなったら」「もし学校というシステムが変わったら」。

そのどれもが「収入がゼロになる」という怖さに直結していました。

教員という仕事への愛着は本物でした。でも「この仕事しかできない」「この仕事以外の選択肢がない」という状態は、自分が選んでいるというより「そうなってしまっている」に近かったんです。


「変わりたい」と思ったきっかけ

同年代が副業で動き始めているのを見た

同年代の友人が「副業で少しずつ動いている」という話をしてくれたとき、「自分は何もしていない」という感覚が生まれました。

焦りではなかったです。「そういう選択肢があるんだ」という発見でした。副業というものを「特別な人がやること」だと思っていたのが、「自分にもできるかもしれない」に変わった瞬間です。

「5年後も同じ場所にいていいのか」と考えた

5年後の自分を想像したとき、今とまったく同じ状態のイメージしか出てきませんでした。

それが悪いわけではない。でも「自分で選んで今ここにいる」のと「他に選択肢がないから今ここにいる」は、根本的に違うと気づきました。前者は能動的、後者は受動的です。

自分は後者に近かったと思います。

授業で言っていたことと、自分の現実が矛盾していた

授業の中で「将来の選択肢を広げよう」「可能性を信じよう」と話していました。

でも自分には、収入の選択肢がひとつしかない。この矛盾が「変わりたい」という気持ちを強くしました。子どもたちに言っていたことを、自分が実践できていなかったんです。


最初の一歩:何から動いたか

いきなり辞めず、並行して動き始めた

重要なのはここです。教員を辞める前に動き始めました。

副業・収入の多様化について調べ始め、SNS発信・ブログ・スキル販売・代理店型など、どんな選択肢があるのかを整理しました。その中で自分に合いそうなものを、本業を続けながら少しずつ試し始めました。

サロン開業の準備も、教員を続けながら並行して進めました。辞めてから始めるのではなく、「続けながら動く」という進め方を選んだのは、今でも正解だったと思っています。

収入がゼロになる怖さなく、次の選択肢を探せた。これは精神的な安定に大きく影響しました。

動き始めてから視界が変わった

調べ始めると、自分が知らなかった選択肢がたくさんあることがわかりました。

「自分にも何かできるかもしれない」という感覚は、調べて動いて初めて生まれます。頭の中で考えているだけでは、何も見えてきません。


正直に言うと、すべてがうまくいったわけではない

教員を辞めて、順風満帆だったかというと、そうではありません。

サロン経営には集客の難しさがありました。副業も最初はうまくいきませんでした。「辞めなければよかったかな」と思った夜も、正直あります。

それでも「自分で選んで動いている」という感覚は、教員時代の「安定しているけど閉じている」感覚とは根本的に違いました。

うまくいかなくても「自分で選んでいる」という感覚があると、立て直しができます。「選択肢がない状態で行き詰まる」のとは、まったく違う感触です。


この話を読んでいるあなたへ

今すぐ決断しなくていいです。

「変わりたい」という感覚があるなら、まず小さく動いてみることをおすすめします。調べる・情報を集める・一度話を聞いてみる。それだけで「今と違う選択肢があるかもしれない」という視界が開けます。

大きな決断の前に、小さな一歩を重ねることが、後悔しない変化への道です。


まとめ

  • 変わるきっかけは「大きな不満」よりも「静かな問い」から始まることが多い
  • いきなり辞めなくていい。続けながら並行して動くことが現実的な最初の一歩
  • 「選択肢を持つこと」は、今からでも始められる

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